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おさらい
ZEHとは、net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味になります。つまり、家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家ということです。
ZEHが注目される背景には、住宅でのエネルギー消費量の大きさという問題があります。エネルギー消費といえば企業や工場などが注目されがちですが、実は、日本国内の全エネルギー消費量の13.8%を住宅が占めています。住宅での省エネをより進めることができれば、全体のエネルギー消費量にも大きなインパクトがあります。
徹底的な省エネや太陽光発電によって、毎月の光熱費を下げることができる点は大きなメリットです。またZEH化した住宅に蓄電システムを備えれば、停電した時にも電気を供給できるなど、災害に強い家としても力を発揮できます。
ZEHの定義
①ZEH強化外皮基準(地域区分1~8地域の平成 28 年省エネルギー基準(ηAC 値、気密・防露性能の確保等の留意事項)を満たした上で、UA 値[W/m2K] 1・2地域:0.40 相当以下、3地域:0.50 相当以下、4~7地域:0.60 相当以下)
②再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から 20%以上の一次エネルギー消費量削減
③再生可能エネルギーを導入(容量不問)
④再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量から100%以上の一次エネルギー消費量削減
単語整理
住宅の品質確保の促進等に関する法律:住宅の性能に関する表示基準を定めている。この中に断熱等級の定めがある。
断熱等級:品確法の基準。等級は1~7の7段階あり、数字が大きいほど断熱性が高いことを示す。等級5がZEH基準。
UA値:断熱レベルを示す値。数値が小さいほど断熱性能が高く、省エネルギー性能が高いと評価される。
地域区分:地域の気候差を勘案し、基準値を8つに分け、それぞれのエリアに適した地域を指定している。
HEAT20:「20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」、品確法より厳しい基準を定めている民間基準。
熱貫流率:熱の伝えやすさを表す数値。低いほど熱を通しにくい≒性能が良い。
トリプルガラスと真空トリプルガラス:


屋代Fの仕様

①外皮基準
・断熱等級6に設定
・「HEAT20」G2と概ね同等。
・長野は地域区分4のため、UA値0.34以下に設定。
・ZEHの最低基準よりも1段階高性能に設定している。
・つまり断熱性能を上げて、太陽光パネルの負荷を減らすように設計している。
・セリタホームズの標準仕様でも断熱等級5である。
②UA値 0.34の実現のための仕様
・壁断熱材に外張り断熱 ネオマフォーム60㎜貼り
・リビング、寝室の東西窓をFIX窓
・寝室A、寝室B北側窓を真空トリプルガラス(遮蔽型)を採用
③一次エネルギー消費量の削減
・冷暖房は高効率エアコンの【三菱ズバ暖KXV】を採用している
・換気システム【ルフロ400】は消費エネルギー量が非常に少ない商品として認定されている
・給湯システム【ハイブリット給湯器】は消費エネルギー量が非常に少ない商品として認定されている
・照明器具については、すべてLEDを採用している
・上記より 基準一次エネルギー消費量から32%削減を実現 ≧ ZEH基準 20%
④再生エネルギーの導入
・太陽光発電システム 6.225kw搭載
・再生可能エネルギーを加え 一次エネルギー消費量115%を実現 ≧ ZEH基準 100%

